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勉強会・交流会「医療機器について-心臓弁膜症に関する歴史とテクノロジー」を開催しました

12月25日(日)に、3年ぶりの対面開催となる第2回勉強会・第3回交流会をビジョンセンター東京 京橋で開催しました。勉強会には9名にご参加いただきました。

「医療機器について-心臓弁膜症に関する歴史とテクノロジー」をテーマに開催した今回の勉強会には、大阪大学 国際医工情報センター 特任講師 岡山 慶太先生、一般社団法人 米国医療機器・IVD工業会(AMDD)荻原克史氏と児玉順子氏を講師にお迎えし、心臓弁膜症に関する技術と歴史について、医療機器の解説を交えてお話しいただきました。治療環境への理解・当事者参画の重要性について学びました。

その後、講演者と医療機器展示を担当された方々も含めて18名で交流会を開催し勉強会の感想やご自身の体験や運動・仕事のことなどを話し合いました。

AMDDと岡山先生にご協力いただき以下の診断・治療機器展示コーナーを会場内に設置しました。見学ツアーも開催しました。

■展示した心臓弁膜症の診断・治療機器の内容

1)聴診器

心臓や肺などが発生する音を聴くための機器です。心臓弁膜症は、特徴的な心音がするため、聴診がとても重要になります。

2)超音波画像診断装置

超音波を用いて体内の病変を調べる検査です。心エコー図検査にも使われています。今回は在宅医療にも使われるポータブル型の機器を展示しました。

3)人工心臓弁(機械弁、生体弁、僧帽弁クリップ)

心臓弁膜症は、薬物治療が難しくなると弁を取り替える治療を行います。取り替える弁の種類はさまざまあります。今回は、外科治療(開胸術、MICS等)で用いる機械弁と生体弁に加え、体への負担が少ないとされるカテーテル治療機器(生体弁、僧帽弁クリップ)を展示しました。

4)医療シミュレーター(岡山 慶太先生ご提供)

医師や看護師等が検査や治療方法などを学ぶための機器で、実際の手術と同様にX線透視下で使用することができます。今回は弁膜症治療用のモデルを展示しました。

参加者からは、「今までこうしたセミナーに参加したことはなかったが、医師や企業の取り組みを知れて感謝したいと思った。人工心臓弁の現物を見せてもらえて良かった。」などの感想が寄せられました。

当日の運営をお手伝いいただいたボランティアの皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

【当日の写真】

【アーカイブ動画】

アーカイブ動画は心臓弁膜症ネットワークのYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCDlP_lsZIYUFy1EGwNSqf0Q)でも公開しました。

これまで開催した勉強会の内容は、以下のURLよりご覧ください。
https://heartvalvevoice.jp/news/benkyokai210929/

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