大阪・関西万博2025での保険医療に関するパネルディスカッションに参加しました
大阪・関西万博2025での保険医療に関するパネルディスカッションに代表の福原が参加しましたので報告します。以下レポートを掲載いたしますのでご覧ください。
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PHSSR(※1)サミット2025「より強靭な保険医療システムの協創」が6月30日万博会場内のテーマウイークスタジオで開催されました。
第1部 NCDs(非感染症疾患)の予防・早期対応では、政策ロードマップの発表、海外事例の紹介、そこからの学び、課題と機会が紹介されました。第2部 医療DX(※2)の推進では、各国におけるデジタル化を通じた医療提供体制の向上、日本における医療DXの活用と課題を話し合いました。
私は最後のセッションで登壇し、医療のデジタル化は進んでいるが、患者や市民が便利になったと実感することが少ない事、利便性が高まり、浸透していけば医療DXに信頼が生まれ、浸透が加速される期待がある事、医療データは公共財との認識が広まるやトライアンドエラーをある程度認めるように変化することが実装への鍵になる事、シェアード ディシジョン メイキングには医療DXが必要不可欠であり、患者が自分事として治療に向かえる状況になる事などを発表しました。
国内外の29名がその知見や経験を共有し、それを会場とオンライン参加者に届けるという大きなプロジェクトでした。患者・市民としては、全国がん患者団体連合会理事の轟 浩美さんと私が参加し、活動の場や立場の違う人たちと意見交換できる貴重な経験となりました。
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▼当日の様子はこちらからご覧いただけます。
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代表理事 福原 斉
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(※1)PHSSR: Partnership for Health System Sustainability and Resilience 保険医療システムの持続可能性と強靭性を向上するためのパートナーシップ
(※2)医療DX: Healthcare Digital Transformationデジタル技術を活用して医療サービスの質を向上させ、業務の効率化を図る取り組み