日本医療政策機構 「2019年日本の医療に関する世論調査」のご紹介
日本医療政策機構が実施している「日本の医療に関する世論調査」の調査結果が9月17日に発表されました。調査結果を一部ご紹介します。
・日本の医療および医療制度について満足していると答えた人は62%
・よりよい医療提供のために、「様々なステークホルダーとの協働が重要」と考える人は87%いる一方、現在の日本で「実際に協働できている」と思う人は32%にとどまっている
・自分の声を政策提言に反映させたいと思う」と答えた人は79.6%
「がん対策基本法」や「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」では、疾患をもつ当事者が政策決定プロセスに参画してきました。しかしながら、ステークホルダーの実効的な協働や政策提言へ国民の声を反映させるプロセスは、まだまだ整備途上であることが調査結果からも分かります。
心臓弁膜症ネットワークとしても、心臓弁膜症をもつ人の声を社会や医療システムにより効果的に反映していけるよう、引き続き活動を続けていきたいと思います。
詳しい調査結果は日本医療政策機構のページをご覧ください。
日本医療政策機構「2019年 日本の医療に関する世論調査」(2019年9月17日)
https://hgpi.org/research/hc-survey-2019.html