家族単位での食塩摂取量と循環器病リスクに関する研究のご紹介
「家庭単位の食塩摂取量が、家族の構成員の将来の循環器病死亡リスクを上昇させる」ことが、滋賀医科大学アジア疫学研究センター・厚生労働省指定研究 NIPPON DATA研究班(研究代表者:三浦克之)によって明らかになったと報じられました。
個人単位での食塩摂取量と死亡リスクの研究はこれまで行われてきましたが、家族単位での研究は行われてこなかったとのことです。
リンク先には、食塩摂取量と総死亡リスク、循環器病死亡リスク、冠動脈疾患死亡リスク、脳卒中死亡リスクのそれぞれの関連グラフも掲載されていますので、ぜひご覧ください。
家庭単位の食塩摂取量が将来の循環器病死亡リスクを上昇させる:NIPPON DATA80【記者説明会】
掲載論文
Relationship of household salt intake level with long-term all-cause and cardiovascular disease mortality in Japan: NIPPON DATA80(2019, Nov)
家庭での食塩摂取量が多いと心臓病や脳卒中のリスクが上昇 家族ぐるみで減塩に取組むことが必要 保健指導リソースガイド