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「病院の言葉」を分かりやすくする提案(国立国語研究所より)

心臓弁膜症をおもちの方の多くは、治療のために定期的に医療機関を受診します。

治療の主役は病気をもつ方自身ですので、医師の説明を納得いくまで聞き、十分な情報を得た上で、治療を選択する必要があります。

しかし、治療や疾患についての説明の際、医師との会話の中で分かりにくい言葉があっても、限られた診察時間では尋ねにくい方も多いのではないでしょうか。また、分かっているつもりの用語でも、いざ定義を説明するとなると、難しい場合もあります。

今回ご紹介する国立国語研究所「病院の言葉」委員会の「病院の言葉」を分かりやすくする提案」は、そんな課題を解決するため、医療者に向けて「病院の言葉」を分かりやすく言い換える工夫をまとめた提言書です。

医療者に向けたものですが、医療にかかる私たちが見て、自分の理解を確かめる際に大変参考になりますので、ぜひご覧ください。

委員会が選定した「病院の言葉」それぞれに、「まずこれだけは」「少し詳しく」「時間をかけてじっくりと」「こんな誤解がある」「複合語」などの項目が掲載されており、特に「こんな誤解がある」の項目では、患者が誤解、混合しがちな概念について解説されていますので、医療用語の正しい理解にもつながります。

なかでも、B-(1) 「正しい意味を」の項目は、認知度は高いものの、理解度が低かったり、他の意味と混同して使われがちな言葉が挙げられています。

紹介されている単語の例


例えば…下記の単語は認知度が低かったり、高くても誤解されがちな単語です。みなさんはいかがでしょうか。ぜひリンク先で答えを確認してみてください。

1.頓服(とんぷく)(リンク)

2.予後(よご)(リンク)

3.エビデンス (リンク)


分からない、分かりにくいことは医師に尋ねるのが一番ですが、医療を受ける主体として、自分の知識を高めるためにも、一般的な医療用語についての理解を深めることは重要です。
具体的な用語の解説、言い換え例は、Ⅲ.類型別の工夫例からご覧いただけます。


「病院の言葉」を分かりやすくする提案(平成21年・国立国語研究所)

https://www2.ninjal.ac.jp/byoin/

類型別五十音順一覧

https://www2.ninjal.ac.jp/byoin/teian/ruikeibetu/teiango/

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