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心臓弁膜症啓発ウィーク特設ページ 2023

心臓弁膜症啓発ウィーク特設ページ

2023年9月11日~17日は心臓弁膜症啓発ウィークです。

ヨーロッパ・南北アメリカからはじまり、アジア、オセアニアもカバーする心臓疾患関連の患者団体連合組織Global Heart Hub(https://globalhearthub.org/valveweek/)では、2023年9月11日~17日を心臓弁膜症啓発週間として、啓発に取り組んでいます。

Youtube啓発動画

啓発動画には日本語版もありますので、ぜひご覧いただき、周囲の方へもシェアしてください。
また、SNSではハッシュタグ「#あなたの心臓の声を聴こう」で心臓弁膜症の体験談などを募集しています。ぜひ啓発ウィークに参加してください。

キーメッセージ

  • 人生には、大切なことがたくさんあります。聴診器による検査は心臓弁膜症を見つける最初のステップであり、定期的に聴診器による検査を受けることは何よりも大切なことです。
  • 心臓弁膜症は、心臓の四つの弁のうち一つまたは複数が正常に開閉しない状態です。加齢と関連していることもあります。
  • 症状としては息苦しさ、めまいや倦怠感が挙げられます。しかし全く症状がないこともあります。
  • 心臓弁膜症は、よくある、しかし深刻な病気ですが、治療可能な病気です。自分の心臓の声に耳を傾け、毎日を大切に過ごしましょう。それが命を救うかもしれません

#あなたの心臓の声を聴こう   #心臓弁膜症 #心臓弁膜症啓発ウィーク2023

啓発キャンペーンについて

  • 心臓弁膜症啓発週間(2023年9月11日~17日)は、世界的に心臓弁膜症のよりよい診断、治療、管理を目的としています。詳細はheartvalvecouncil.orgをご覧ください。
  • 人々の寿命は長くなっており、高齢者も社会や経済にとって重要な役割を担っています。 心臓弁膜症の治療をしないことは、社会活動を継続したい高齢者が元気に年齢を重ねることを妨げてしまうことになりますが、逆に言えば、早期発見と適切な時期の治療が長寿と生活の質を向上させることになります。
  • この啓発週間は、ドイツのInitiative Herzklappe、オーストリアのMeine Herzklappe、ブラジルのInstituto Lado A Lado Pela Vida、フランスのAlliance du Cœur、イタリアのCuore Italia、英国、米国、カナダ、日本のHeart Valve Voice(日本は心臓弁膜症ネットワーク)、スペインのAEPOVAC、ポーランドのEcoSerce、メキシコのPACO、アイルランドの心臓と脳卒中の慈善団体Croí、米国のMended Hearts、イスラエルのHeart Association、オーストラリアのhearts4heart、イタリアのCuore Nostro、オランダのStichting Hartpatiëntenなど、心血管系の患者団体の包括的なグループであるGlobal heart hubが主導しています。

心臓弁膜症について

  • 心臓弁膜症は、一般的で重篤な疾患ですが、治療可能な疾患であり、特に加齢と関連しています。心臓弁膜症は、心臓の4つの弁のうち1つ以上の弁の機能不全や異常が、心臓を通る血液の流れに影響を与えている状態を指します。
  • 心臓弁膜症は、心臓の弁のうち1つ以上の弁の摩耗、病気、損傷のいずれかによって引き起こされ、心臓を通る血液の流れに影響を与えます。また、生まれつきの場合もあります(先天性心疾患)。
  • 心臓弁膜症にはさまざまな種類があり、複数の弁が侵されることもあります。心臓弁で起こる問題としては、次の3つがあります。1
    • :逆流とは、閉鎖不全とも呼ばれます。弁が完全に閉まらなくなると、血液がもとの弁室に逆流します。これを「逆流」といいます。この逆流を補うために心臓はより強くポンプをしなければならず、体の他の部分への血流供給が少なくなることがあります。逆流は一般的に、尖が逆方向に伸びてしまう、逸脱と呼ばれる状態によって起こります。
    • 狭窄:狭窄は、弁が厚くなったり硬くなったりし、場合によっては癒合して開口部が狭くなったり硬くなったりすることで、弁を通る血液の量が減少します。弁が非常に狭くなる(狭窄する)ことで、心臓の機能が低下し、心臓のポンプ機能が低下し、心臓に負担がかかります。その結果、体の他の部分に十分な血液が流れなくなることがあります。
    • 閉鎖症:これは通常、乳児期のごく早期に診断され、出生前に心臓弁が正しく形成されない場合に起こります。つまり、弁が形成されないために弁が適切に開かず、固いシート状の組織が心室間の血流を遮断してしまいます。
  • 心臓弁膜症にかかることが最も多いのは、僧帽弁と大動脈弁です。2よく見られる心臓弁疾患には次のようなものがあります:
    •  
    • 大動脈二尖弁:この先天的な欠損症は、大動脈弁が3つの弁尖ではなく2つの弁尖しか持たない状態です。大動脈弁が狭くなると血液が流れにくくなり、血液が逆流することがよくあります。症状は通常成人になってからが現れます。
    • 僧帽弁逸脱症(クリック音症候群、バーロー症候群、バルーン僧帽弁、フロッピーバルブ症候群とも呼ばれる):この欠損症では、僧帽弁の弁尖が膨らみ、心臓の収縮時に正しく閉じない状態になり、血液が逆流します。これは僧帽弁逆流性の雑音として現れることがあります。
    • 僧帽弁狭窄症:僧帽弁の開口部が狭くなる心臓弁膜症です。リウマチ熱の既往が原因となることが多いです。左心房から左心室への血流の抵抗が増加します。
    • 大動脈弁狭窄症:この弁膜症は主に高齢者に発症します。大動脈弁の開口部が狭くなります。これにより左心室から大動脈への血流の抵抗が増加します。
    • 肺動脈狭窄症:この弁膜症では、肺動脈弁が十分に開きません。そのため、右心室はより強くポンプを行うことになり、肥大します。これは通常先天性の疾患です。
    • 三尖弁逆流症:右心室と右心房の間にある弁がうまく閉じない病気です。その結果、血液が右心房に逆流します。生まれつき三尖弁逆流がある場合もあります(先天性心疾患)。三尖弁逆流は、他の健康状態に起因する弁の問題から生じることもあります。
  • 心臓弁膜症では、息切れ、倦怠感、めまい、不整脈、失神、胸痛などの症状が、「よくある加齢に伴う現象のひとつ」として無視されることが多くあります。 このような症状を加齢によるものだと思い込んでしまうことは病気の発見を妨げ、診断までの過程を遅らせ、治療を受けられる可能性を制限してしまいます。 こうした発見と治療の遅れは悲劇的な結果を招く可能性があります。最も一般的な心臓弁膜症の症状でもあり、重度の症状でもある大動脈弁狭窄症を未治療のまま放置すると、患者の 50% が2 年以内に亡くなるという調査結果があります。4、5
  • 心臓弁膜症の患者の中には、重症であっても何も症状を示さなかったり、何年も症状がなかったりするなど、診断が難しい場合もあります。
  • 心臓弁膜症を患う人々がこうした医療の狭間に落ちてしまっています。 病気の発見と診断における社会的な認知度の低さやそれによる治療の遅れは、本来であれば回避することができる死や、様々な影響やコストを発生させてしまいます。症状が加齢によるものだという思い込みを克服し、病気の進行における早い段階で適切なケアを得るためには、政策による対応、医療制度の準備、リスクに対する社会的な認知度を促進することが重要です。同時に、高齢者に対し、効果的で科学的根拠に基づいた治療法が利用可能であることを周知し、科学的根拠に基づいて行うあらゆる選択について、「協働的意思決定」を行えるようサポートしていくことが必要です。
  • 心臓弁膜症の発見には、症状を確認し、聴診器で心臓の音を聴診して「心臓のざわめき」を確認する必要があります。心雑音は必ずしも問題とは限りません。心雑音のような兆候がある場合は、循環器内科を受診し、診断を確定するための追加検査を行います。
  • 75歳以上の8人に1人が、心臓の弁の1つ以上が損傷する中等度から重度の心臓弁膜症を患っていると考えられています。心臓弁膜症の人の多くは、ほとんど治療をせずに何年も普通の生活を送ることができます。他の心臓病と同様に、心不全、心拍数障害、死などの合併症を引き起こす可能性があります。
  • 心臓弁疾患の治療を受けていない患者の転帰は、心臓弁置換術を受けた患者よりも著しく悪いことが研究で明らかになっています。7,8,9,10症状のある重度の大動脈弁狭窄症患者の半数以上が、治療を行わないと症状が出てから2年以内に亡くなるとされています。1,11
  • さらに詳しい情報は、心臓弁膜症ネットワークウェブサイト基礎知識のページにも掲載していますので、ぜひご覧ください。

 

心臓弁膜症に関する調査結果

  • 一般人口の最大5%、75歳以上の13%が心臓弁膜症を患っていると考えられています。これを日本の人口に置き換えると、約450万人もの人が心臓弁膜症を患っていると推定されます。心臓弁膜症の有病率は、人口の高齢化により急速に上昇しています。。3,12,13
  • 心臓弁膜症は「次の心臓の流行病」と言われています。14
  • 心臓弁膜症を発症するリスクは 65 歳を超えると大幅に増加し、75 歳を超えると5% に達します。15 このため、心臓弁膜症は世界的に重要な課題となっています。
    • ヨーロッパでは、有病率は 2040 年までに 2 倍、2060 年までに 3 倍になると予測されています。16
    • 米国では、有病率が 2000 年の500 万人から 2018 年には 1,160 万人にまで増加しました。17
    • アジアでは、幅広い人口データは限られていますが、初期の研究では、人口の高齢化に伴い、有病率が同様の割合で増加することが示唆されています。 18、19、20
  • 心臓弁膜症による年齢別死亡率は、高齢になるに従い指数関数的に増加し、85 歳でピークに達します。21
  • 心臓弁膜症の患者数は、2040年までに2倍、2060年までに3倍になると推定されています。
  • 新型コロナウイルス感染症の世界的流行(パンデミック)は、心臓弁膜症の発見と治療を含む医療システム及びそのクリニカルパスに大きな影響を与えています。
    • パンデミックにより、定期的な診察が遅れたり、延期されたりしました。 聴診器の使用による新型コロナウイルスへの感染の可能性に関する懸念により、早期発見への体系的な取り組みがさらに制約される可能性があります。23
    • パンデミックにより、心臓弁膜症の外科手術の延期が発生しています。
  • 英国の研究では、「新型コロナウイルス感染症のパンデミック中、特に選択的処置の症例において、TAVI(経カテーテル大動脈弁留置術」およびSAVR(外科的大動脈弁置換術)の医療活動が急速かつ大幅に低下した」と報告されています24
  • 米国の研究では、新型コロナウイルス感染症の影響でTAVI(経カテーテル大動脈弁留置術」による治療が遅れた場合、研究対象の患者の35パーセントが3か月以内に心臓に何らかの不具合を経験しており、重度の大動脈弁狭窄症の患者においては死亡が発生していることが報告されています。25
  • 米国では26
    •  心臓弁膜症にかかる直接的な医療費の額は年間235 億ドルに及びます。15タイムリーに治療を受けられなければ、家族やボランティアによる介護が必要となり、その経済的な損失は 10 年間で100 億ドルと推定されています 27
    •  重度の大動脈弁狭窄症を患う高齢のアメリカ人患者に対する TAVI(経カテーテル大動脈弁留置術」治療に関する最近の費用対効果分析では、患者1人あたりのメリットを金額換算すると、支払う側のメリットは20万ドル、社会的なメリットは5万ドルになることが報告されています。28

※上記は、Global Heart HubのHeart Valve Disease Awareness Week 2023 Campaign Messagesより事務局で翻訳したものです。

心臓弁膜症ネットワークが2020年に実施した調査結果については、こちらからご覧いただけます。

心臓弁膜症をもつ人の療養状況と生活に関する調査

https://heartvalvevoice.jp/news/report-210715/

心臓弁膜症ネットワークでは会員を募集しています

会員登録(無料)をしていただくと、イベントの先行案内、会員限定コンテンツ(勉強会動画など)、心臓弁膜症関連情報などをお知らせします。
当事者に限らず、どの立場の方でもご登録(無料)いただけます。

会員募集ページ
https://heartvalvevoice.jp/guidance/

寄付・ボランティアのお願い

私たちの活動は皆様からの温かいご寄付によって支えられています。
心臓弁膜症をもつ人を取り巻く環境が、より良いものになるように。
そして弁膜症があっても、誰もが自己実現できる社会になるように。
私たちと一緒に一歩を踏み出しませんか。

私たちの活動にご支援いただける方は、以下のページからご寄付をお願いいたします。
ご寄付をいただいた皆さまには、年1回の活動報告や勉強会やイベント参加の優先案内等を行います。

https://heartvalvevoice.jp/involve/#donation

ボランティアご希望の方は、フォームより送信をお願いします。

https://forms.gle/LggE9GDz7n6edfm66

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ハッシュタグ #あなたの心臓の声を聴こう をつけて、今回のテーマである「聴診器」「聴診器での検査」「ハート」に関連する画像を投稿して、心臓弁膜症の啓発に参加してください。



1 Mayo Clinic Staff. (2021, 9 29). Mayo Clinic. Retrieved from Heart valve disease: https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/heart-valve-disease/symptoms-causes/syc-20353727

2 Johns Hopkins. (2023). The Johns Hopkins University. Retrieved from Heart Valve Diseases: https://www.hopkinsmedicine.org/health/conditions-and-diseases/heart-valve-diseases

3 Mayo Clinic Staff. (2022, 04 06). Mayo Clinic. Retrieved from Tricuspid Valve Regurgitation: https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/tricuspid-valve-regurgitation/symptoms-causes/syc-20350168 3

4 Lange, Rüdiger et al. “Quality of Life After Transcatheter Aortic Valve Replacement: Prospective Data From GARY (German Aortic Valve Registry).” JACC. Cardiovascular Treatments vol. 9,24 (2016): 2541-2554. doi:10.1016/j.jcin.2016.09.050.

5 Leon, Martin B et al. “Transcatheter aortic-valve implantation for aortic stenosis in patients who cannot undergo surgery.” The New England Journal of Medicine vol. 363,17 (2010): 1597-607. doi:10.1056/NEJMoa1008232.

6 Nkomo VT, Gardin JM, Skelton TN, et al. 2006. Burden of valvular heart diseases: a population-based study. The Lancet 368(9540): 1005-11

7 Borregaard B, Dahl JS, Riber LPS, et al. 2019. Effect of early, individualised and intensified follow-up after open heart valve surgery on unplanned cardiac hospital readmissions and all-cause mortality. Int J Cardiol 289: 30-36

8 Zilberszac R, Heinze G, Binder T, et al. 2018. Long-term outcome of active surveillance in severe but asymptomatic primary mitral regurgitation. JACC Cardiovasc Imaging 11(9): 1213-21

9 Zilberszac R, Lancellotti P, Gilon D, et al. 2017. Role of a heart valve clinic programme in the management of patients with aortic stenosis. Eur Heart J Cardiovasc Imaging 18(2): 138-44

10 Chambers JB, Parkin D, Rimington H, et al. 2020. Specialist valve clinic in a cardiac centre: 10-year experience. Open Heart 7(1): e001262

11 Leon MB, Smith CR, Mack M, et al. 2010. Transcatheter Aortic-Valve Implantation for Aortic Stenosis in Patients Who Cannot Undergo Surgery. N Engl J Med 363(17): 1597-607 4

12 Coffey S, Cairns BJ, Iung B. 2016. The modern epidemiology of heart valve disease. Heart 102(1): 75-85

13 Andell P, Li X, Martinsson A, et al. 2017. Epidemiology of valvular heart disease in a Swedish nationwide hospital-based register study. Heart 103(21): 1696-703

14 d’Arcy J, Prendergast B, Chambers J, et al. 2011. Valvular heart disease: the next cardiac epidemic. Heart: 10.1136/hrt.2010.205096

15 Ancona, Roberta, and Salvatore Comenale Pinto. “Epidemiology of Aortic Valve Stenosis (AS) and of Aortic Valve Incompetence (AI): Is the Prevalence of AS/AI Similar in Different Parts of the World?” e-Journal of Cardiology Practice, vol. 18, Feb. 2020. European Society of Cardiology, www.escardio.org/Journals/E-Journal-of-Cardiology-Prac-tice/Volume-18/epidemiology-of-aortic-valve-steno¬sis-as-and-of-aortic-valve-incompetence-ai.

16 Danielsen, Ragnar et al. “The prevalence of aortic stenosis in the elderly in Iceland and predictions for the coming decades: the AGES-Reykjavík study.” International Journal of Cardiology vol. 176,3 (2014): 916-22. doi:10.1016/j. ijcard.2014.08.053.

17 “Valve Disease: Chronic Disease and Medical Innovation in an Aging Nation.” The Silver Book, Alliance for Aging Research, 2018, www.silverbook.org/wp-content/up-loads/2018/02/Silver-Book-Valve-Disease-VOLUME-Final-2. pdf. Accessed 15 Dec. 2022.

18 Yang, Ying et al. “Current status and etiology of valvular heart disease in China: a population-based survey.” BMC cardiovascular disorders vol. 21,1 339. 13 Jul. 2021, doi:10.1186/s12872-021-02154-8.

19 Xu, Haiyan et al. “Distribution, Characteristics, and Management of Older Patients With Valvular Heart Disease in China: China-DVD Study.” JACC. Asia vol. 2,3 354-365. 12 Apr. 2022, doi:10.1016/j.jacasi.2021.11.013.

20 Lee, Cheol Hyun, et al. “Transcatheter Aortic Valve Replacement in Asia.” JACC: Asia, vol. 1, no. 3, Elsevier BV, Dec. 2021, pp. 279–93. https://doi.org/10.1016/j.jacasi.2021.10.006.)

21 Bevan, Graham H., et al. “Mortality Due to Aortic Stenosis in the United States, 2008-2017.” JAMA, vol. 321, no. 22, American Medical Association (AMA), June 2019, p. 2236. https://doi.org/10.1001/jama.2019.6292.

22 Danielsen R, Aspelund T, Harris TB, et al. 2014. The prevalence of aortic stenosis in the elderly in Iceland and predictions for the coming decades: The AGES–Reykjavík study. Int J Cardiol 176(3): 916-22

23 Vasudevan, Rajiv S., et al. “Persistent Value of the Stethoscope in the Age of COVID-19.” The American Journal of Medicine, vol. 133, no. 10, Elsevier BV, October 2020. https://doi.org/10.1016/j.amjmed.2020.05.018.

24 Martin, Glen P., et al. “Indirect Impact of the COVID-19 Pandemic on Activity and Outcomes of Transcatheter and Surgical Treatment of Aortic Stenosis in England.” Circulation: Cardiovascular Treatments, vol. 14, no. 5, Ovid Technologies (Wolters Kluwer Health), May 2021, https://doi.org/10.1161/circtreatments.120.010413.

25 Ro, Richard, et al. “Characteristics and Outcomes of Patients Deferred for Transcatheter Aortic Valve Replacement Because of COVID-19.” JAMA Network Open, vol. 3, no. 9, American Medical Association (AMA), Sept. 2020, p. e2019801. https://doi.org/10.1001/jamanetworkopen.

2020.19801. 5

26 Alliance for Aging Research generated statistics, based on year 2000 percentage prevalence estimates by Nkomo et al. 2006, Burden of Valvular Heart Disease AND Bach et al. 2007, Prevalence, Referral Patterns, Testing, & Surgery in AVD AND U.S. Census 2016, American Fact Finder

27 Sevilla, J. P., et al. “Cost-utility and Cost-benefit Analysis of TAVR Availability in the US Severe Symptomatic Aortic Stenosis Patient Population.” Journal of Medical Economics, vol. 25, no. 1, Informa UK Limited, Aug. 2022, pp. 1051–60. https://doi.org/10.1080/13696998.2022.2112442.

28 Bloom, David. “Healthy Ageing for a Healthy Economy.” CEPR, 15 Nov. 2022, cepr.org/voxeu/columns/healthy-ageing-healthy-economy.  

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