医療技術評価の学会(HTAi)に代表理事の福原がパネリストとして登壇しました
医療技術評価を扱う学会(HTAi, Health Technology Assessment International)にパネリストの一人として参加する機会がありましたので、ご報告いたします。当初は今年6月に中国・北京にて開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、10 月14日オンライン会議に変更になりました。
発表は2種類の心臓弁膜症の手術(TAVI経カテーテル的大動脈弁置換術とSAVR開胸手術による弁置換術)において患者の意向を元にした利益リスク評価(長所、短所)を行うものでした。
私は患者の視点から、心臓弁膜症の紹介、早期発見と適切な時期での治療の大切さ、自分事として治療方針を医療従事者と共に作り上げることの重要性を発表しました。
今回のこの発表が患者の意向・嗜好を治療にどう取り入れるかの議論の一つになることを期待しています(報告・福原)。
(当日の発表視聴には、HTAiの会員登録が必要です。https://htai.org/annual-meetings/htai-2020-beijing/)