第2期循環器病対策推進基本計画が閣議決定されました
当会も提言を実施してきた循環器病対策推進基本計画について、3月28日に変更(第2期)の閣議決定が行われました。
2019年12月に「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」が施行され、2020年10月に循環器病対策推進基本計画が閣議決定されています。
今回の第2期基本計画は、2023年度~2028年度までの6年間が実行期間です。全体目標として、「2040年までに3年以上の健康寿命の延伸及び循環器病の年齢調整死亡率の減少」が掲げられています。
循環器病の診療情報の収集や提供体制の整備を行うことを基盤とし、全体目標達成のため
1.循環器病の予防や正しい知識の普及啓発
2.保健、医療及び福祉に係るサービスの提供体制の充実
3.循環器病の研究推進
が個別施策として挙げられています。
今後とも私たちは、心臓弁膜症への理解促進や疾患をとりまく社会環境の改善にむけて、情報発信・提言など様々な活動に取り組んで参ります。
「循環器病対策推進基本計画」の変更について 厚生労働省