睡眠時無呼吸症候群の治療と心臓病予防に関する記事のご紹介
睡眠時無呼吸症候群(SAS)に代表される「睡眠呼吸障害」は、心臓疾患の大きなリスク因子であることが知られています。今年3月に改定された「循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン」においても、睡眠呼吸障害はさまざまな循環器疾患に合併して循環器疾患の悪化に関与するだけではなく、循環器疾患の発症そのものに関与するとされています。
この記事では、海外の研究による重症の睡眠時無呼吸症候群の患者を追跡した調査が紹介されています。これによると、12年間で15%以上が重大な心血管系疾患を起こした一方、睡眠時無呼吸症候群の治療装置CPAP(シーパップ)を使っている人は健康な人と同レベルまで心血管死亡のリスクを抑えられたということです。
詳細については下記の記事をご覧ください。
睡眠時無呼吸症候群の治療装置CPAPが心臓を守り若さを保つ
記事で引用されているガイドラインの内容
「循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン」
https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2023/03/JCS2023_kasai.pdf
本記事は情報提供です。治療法などについては主治医や医療機関にご相談ください。