対面勉強会・交流会を開催しました
11月17日に対面での勉強会を開催し、20名の方にご参加いただきました。今回のテーマは、「あなたの望む治療をするために(2)」~当事者の体験から医療者とのコミュニケーションを考えてみよう~」と題し、勉強会後には交流会も実施しました。ご登壇、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
また、当日は4名のボランティアの方々に運営のお手伝いを頂きました。会場設営や受付、参加者の誘導やカメラのお手伝いをいただき、スムーズに運営を行うことが出来ました。ボランティアの皆様に改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
勉強会は座談会形式で3名の方にご登壇いただき、鏡味理事のファシリテーションで進められました。患者当事者として会員の神田慧瑠(さとる)さん、当団体の理事でもある大場奈央さん、医師として東京大学医学部附属病院の桐山皓行(ひろゆき)医師にご登壇いただき、「患者と医療者とのコミュニケーションのコツや治療のターニングポイント」についての意見交換を行いました。
神田さんからは、ご自身の体験談を交え、「患者は遠慮せずに質問や思っていることを率直に医療者に伝えたほうがいい」という内容がシェアされました。大場さんからは、「患者は医療のプロではないが、自分自身が何を感じてどうしたいかを知っているのは自分しかいない。出来る限り情報を集めながら、医療者にきちんと自分の希望を伝えるのが大事」という話がありました。
医療者として登壇頂いた桐山医師からは、「医者は医療の専門家だが、一人ひとりの状況に合わせて生活スタイルや希望を聞きながら、専門家として出来ることや可能性を検討して一緒に考えていく必要がある。そのために患者さんが何を感じているかや希望はぜひ積極的に伝えてもらいたい」という話がありました。
参加者のみなさんからも「様々な立場からリアルな話が聞けて良かった」という感想を頂いています。
勉強会の動画アーカイブは後日公開予定です。公開しましたらウェブサイト、SNS、メルマガ等でお知らせいたします。
◆これまで開催した各勉強会のアーカイブ動画は心臓弁膜症ネットワーク公式YouTubeでもご覧いただけます。ぜひチャンネル登録の上ご覧ください。
・心臓弁膜症ネットワークYou Tubeチャンネル
◆今回ご登壇いただいた神田慧瑠さん、大場奈央さんの体験談はウェブサイトに掲載されています。どうぞご覧ください。
・神田慧瑠さん体験談「不安に襲われていた私を励ました妻の言葉」
https://heartvalvevoice.jp/patient_voice/09-2/
・大場奈央さん体験談「自分の経験を、よりよい療養環境に向けて」